こんにちは!Rinです。麻ひも(ジュート)を編んでたわしを作ってみました。
マイクロプラスチック問題もあるし、スポンジの耐久性が年々悪くなっていることも感じていて、「食器を洗うエコなもの」を探していました。
綿の布を小さく切って使ったりもしてみましたが、耐久性もあまり良くありませんでした。
家庭菜園で使用している麻ひもが目にとまり、麻はどうだろうと思いつきました。アクリル毛糸で編むスポンジもあるし、同じように編んで作ってみたらどうかなと。
試しに1つ作ってみて2ヶ月以上使用してみましたが、汚れも落ちて耐久性もあってエコです。なかなか良い!
改善点を取り入れて、新たにもう2つ編んで作りました。
麻たわしのメリットや、作る(編む)上で気を付けたことについてまとめました。
麻たわしのメリット

2カ月以上麻たわしを使用してみて、次のメリットを感じました。
汚れが落ちやすい(洗剤なしでも可)
麻は硬さがあるので汚れを落としやすく、洗剤なしでも綺麗になりました。こびりついた汚れも落ちやすいです。
初めは硬くて洗いづらいですが、だんだんと馴染んで使いやすくなります。
この硬さが食器を傷つけないか心配もしましたが、見た感じでは傷はついていない様子です。
目には見えない傷がある可能性もありますが、食洗器で洗うよりは傷がつかないというのが個人的な感想です。繊細な食器は、念のため使用を控えた方がいいかなとは思います。
耐久性がある
2カ月以上持ったので耐久性はあると思います。
包丁を洗っているときに穴をあけてしまい、どんどんほつれてしまいました。
2カ月くらい使用すると穴があきやすくなるのかなとも思いますが、周りの部分はまだしっかりしています。気をつけて洗っていたら、もっと持ったのかもしれません。
レンジ除菌可
麻は天然素材なので、レンジ除菌や煮沸消毒が可能です。
土にも還る
麻ひもは家庭菜園で使用していますが、畑に捨てても堆肥となりやがて土に還るので使用しています。
麻たわしも、埋めてしまえば土に還ります。エコです。
麻ひもを編んでたわし作り

使ってみた経験をもとに、新たに2個の麻たわしを作りました。
作るときに気をつけたこと
作るときは、以下のことに気を付けて作った方がいいと思いました。
麻には、水に濡れると縮んで硬くなるという性質があります。作った麻のたわしは、濡れると1cmくらい縮みました。
柔らかさを出し乾きやすくするために、ざっくりと編んだり、隙間のある編み方で編んだ方がいいです。
使用後は、ねじって水気を絞り、両端を引っ張って伸ばし隙間を開けてから干すと、乾くのが早くなりました。
初めての麻たわしは、穴が開いてどんどんほつれてしまいました。これは編み物の弱点。細い麻ひもを使用する場合は、2本どり3本どりにして耐久性を高めた方がいいです。
使用したもの

麻ひもは、園芸用に使用しているひまわり麻ひもを使用。
耐久性があるので気にいっています。でも園芸・工作用なので、最初は洗剤でよく洗って煮沸消毒してから使いました。
麻の独特の香りがしますが、使っているうちに気にならなくなります。
他に100円ショップで購入したかぎ針と毛糸用のとじ針を使用。家にあるものを使用したのですが、もっと大きいサイズのものを使用すべきだと思います。
細編みのたわし

1つは細編みで編みました。1個編むのに約9メートルの麻ひもを使用しました。
ざっくりと緩めに編んだつもりだったのですが、理想よりも目が細かくなってしまいました。
長編みのたわし

もう1つは、長編みで編みました。1個編むのに約8メートルの麻ひもを使用しました。
もともと隙間のある編み方なので、細編みよりも隙間があります。
これからは長編みで編もうかなと思います。使用してみましたが、長編みの方が乾くのが早いです。
編み方は、以下のYouTubeのアクリルスポンジの編み方の動画を参考にさせていただきました。
どちらにも引っ掛ける部分をつけたり、長方形のサイズが良かったので横幅を増やしたりと、アレンジをしています。
まとめ
以上、麻たわしのメリットや作るうえで注意したことについてまとめてみました。
麻たわしは、見た目もナチュラルで可愛いかな。
他にも、丸い形や葉っぱの形の編み方もあって可愛いなぁと思ったで、今度挑戦してみたいです。その場合は分厚くなりそうなので、もうちょっと細い糸にしたり、針を太めにした方がいいなと思います。